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上手くなるため、強くなるためには、練習が必要です。
では、なぜ上手くなりたいのか?
強くなりたいのか?
それは、試合に勝つ為でしょう。
では、試合に勝つためには、勝つための練習をしなければ、成果はなかなか出ません。
なかなか成果が出ない場合、それは、練習の為の練習をしているのかもしれません。
試合に勝つ為の練習とは?
どんな練習をしても、何かしら得られるものはあるでしょう。
しかし、試合に勝つ為に練習するのであれば、試合で多く打つことがあるショットと、試合ではほとんど打つことがないショット、どちらを多く練習する方が、効率がいいでしょうか?
それは、試合で多く打つショットの、精度を上げる方が効率がいいでしょう。
1試合で必ず打つようなショットと、2~3試合で1本打つか分からないショット、なら、当然、1試合で必ず打つようなショットを多く練習して、スピードやコース、タイミング、高さをコントロールして、ミスがない方が、勝つ可能性は上がります。
サーブレシーブは必ずする
サーブレシーブは、ポイント毎に必ずやってきます。
試合では、サーブレシーブだけで勝つ試合もあるくらいです。
調子が悪くても、サーブレシーブが強く、乱れない限りは、試合で大敗したり、大きく荒れることは少ないです。
ラリーや、ボレー、スマッシュといったことは、サーブレシーブの後にやってくることです。
サーブレシーブが出来てからこその、展開になります。
試合の為の練習の考え方としては、そういう風に、考えて、何が試合に勝つ為の可能性を上げるか、ということで考え出た練習は、試合に勝つ為の練習になります。
それは一人一人違うはずです。
サーブ練習1つにしてもそうです。
センターへのサーブは得意で、ワイドへは苦手な選手もいれば、その逆で、ワイドへは得意で、センターが苦手など。
そうすると、一人一人、サーブ練習の中で、考えてすることが違ってきます。
展開も変わってくる
サーブレシーブが返れば、試合でも展開になります。
その展開でも、一人一人苦手なボールや精度を上げたいボールは違うでしょう。
実際の試合で、自分がよく失点するパターンのショットというのは、それぞれです。
中ロブでふられて、ロブがミスするのか、シュートボールがミスしやすいのか、クロスに返す時にミスをするのか、ストレートに返す時にセンター気味にいってしまいやすいのかなど、それを意識して練習することが、試合の為の練習になってきます。
ただ打ちたいショットを打つだけなら、練習の為の練習になってしまいます。
試合のことを、練習の時に意識して、練習するかしないか、この意識で、試合の為の練習に大きく変わっていきます。
そこで考えてやった練習が、自分の身になります。
練習でしてきたことを、どれだけ試合でやれるか、逆に言うと、練習出してきたことしか、試合ではやれません。
そこを意識しながら、練習を考えてしましょう。
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