ソフトテニスでは、ガットはとても重要で、ラケットよりもガットの方が大事という人も多いほどです。
そんななか、今使っているガットのポンド(P)はほんとに合っていますか?
硬く張ったり、やわらかく張ったり試しましたか?
感覚というのは一人一人違い、その感覚が思い込みになってる可能性があります。
これはモブ。(製作者)の経験談ではありますが、参考にしてもらえればと思います。
ポンドへの執着

モブ。は、ずっとxystシリーズのS1を使っていました。
その時のガットのポンドが37Pで張っていて、ずっと打ちやすいと思っていました。
しかし、ラケットを新調して、DIOSproRに変えたなら、37Pで張ったならボールが全然はしらなかったのです。
そこで2つの道に分かれるのですが、37Pにこだわり抜いて、ラケットに自分が適応していくのか。
それとも、37Pではなく、今のラケットと自分に合ったガットのポンドに変えるのか。
モブ。は、自分には37Pが合っていると信じたい気持ちと、ポンドを変えて今よりボールが走らなくなったらどうしようという気持ちから、37Pで打ち続けてました。
しかし、どうしても、新しいラケットで、高性能なはずのラケットが、昔のS1よりも打ちにくいのです。
「そんなはずはないはず、それなら何故トップ選手はわざわざ新しいラケットを使っていて、1本シャフトのラケットがなくなってきたのか、、、」
そう思い、勇気を持って、ガットのポンドを下げようと思いました。
37Pから20Pに

まず、37Pから35Pにしました、S1の時は2Pも下げたら、めちゃくちゃ柔らかく感じたガットが、対して変わらなかったのです。
これは多分、現代ラケットは、ボールの正確性を上げる為に、昔のラケットよりも構造上歪まなくなった分、硬くなっているのではないかと思い、
思い切って28Pにまで下げました。
かなりボールが飛ぶ感覚が出てきましたが、それでも37PのS1の方が柔らかく感じる程、ラケットの硬さを感じ、また更に下げます。
22Pまで下げた時、かなりしっくりする感覚で打てるようになり、今までよりも、身体全体の力で打っているような感覚になったのです。
そして、今は20Pになっています。
18Pまで下げた時は、ボールがあまりにもコントロール出来なかったので、戻し20Pに定着してます。
これが、今の自分とラケットとガットの種類からのベストというのを、試してたどり着きました。
ポンドを総合的に考える

ラケットを変えたり、筋力が上がったり、フォームが変わったり、ガットが変わったりするのに対して、ポンドが変わらないのはおかしいことではないでしょうか?
今思うと、自分は37Pというポンド数に、何故か執着してたと考えています。
それは、間違いなく思い込みからきてるもので、しかし、ポンドを下げていって気づいたのは、手の力をかなり使って打っていたような気がします。
それでは、身体全体をしっかり使うよりも、バウンド後のボールの伸びは弱かったですし、モーションも大きくなりすぎていました。
この辺りの感覚というのは、自分自身の感覚であり、他の人が必ずしもポンドを下げた方が良い訳ではないです。
ポンドを逆に上げた方が良い選手もいれば、
モブ。のように下げた方が良い選手、
それは一人一人違います。
しっかりと、自分で選ぶことが大事だということです。
たったそれだけで、勝つこともあります。
自分の中の感覚の違和感、他の選手と比較して謎に思えてた部分などが、ガットの的確化によって気づくことにより、分かることもあります。
ガットが柔らかいと飛ぶ、硬いと飛ばない。
これは、ほんとに試しましたか?
不思議と選手によっては逆になることもあります。
改めまして、
自分のガットのポンドは的確なポンド数ですか?
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