画像はイメージ像です。
昔は、2本シャフトが前衛用、1本シャフトが後衛用と分類されていました。
近年のソフトテニスでは、各メーカーが昔ながらの1本シャフトのラケットの生産を無くしたり、少なくしたりしています。
それに伴って、ガットの考え方も変わってきています。
1本シャフトと2本シャフトの飛び方
元々、1本シャフトが後衛用だった理由は、ラケットがしなることにより、ボールを強く打てる形だったのです。
それなら、前衛も1本シャフトでいいのでは?となると思いますが、1本シャフトと2本シャフトでは、振り抜きの速さと、面の安定感が違うので、前衛には2本シャフトの方が向いていました。
2本シャフトはその分、1本シャフトよりも、強くボールを打てない形なのです。
1本シャフトは強く打てる分、面の安定感が低く、その為、ラケットがブレやすくもありました。
だから、特に1本シャフトを使う選手は、ガットを硬く張り、面がブレないように 、ボールを潰す様な形で打つ選手が多かったです。
そもそも、1本シャフトの方が、ガットを硬く張りがちでした。
現在の2本シャフト
現在は、前衛用も後衛用も、ほとんどが2本シャフトです。
オールラウンダー用も各メーカー出してきています。
昔のルールよりも、現在のルールの方が、プレイの多様化の必要性がある為でもあります。
時代の流れと、企業努力もあり、ラケットの進化がすごくなり、現在の2本シャフト、昔の2本シャフトでは、ラケットがブレなくてなり、さらに操作性や、ボールスピード、ドライブ量も上がっています。
ラケットがブレなくなり、操作性が上がった分、ラケットはしならなくなっているので、全体的に、ラケットが硬くなっています。
その分、ガットを緩く張り、柔らかい打感にしたり、飛ばしやすくしたりしている選手が、昔よりも増えています。
20ポンド以下が30%程度
30ポンド以上20%程度
20~30ポンド50%程度
20ポンド以下30%程度
老若男女混合で調べた所、このような結果になりました。
10代20代の男性だけとかなると、また結果は変わってくるとは思いますが、20ポンド以下が30%程度いました。
昔は、40ポンド以上の選手は多く、20ポンド以下の選手はほとんどいませんでした。
韓国人の選手は10ポンドで張っていたり、ソフトテニス系YouTubeで活躍されている、エースマネージメントのマサトさんは11ポンドで張られていたりします。
ラケットに書いてあるのは、推奨ポンドなので、それがベストではありません。
あくまでラケットがガットを張るときに、折れないようにする為の目安でもありますので、それ以下でもそれ以上でも張っても問題はありません。
しかし、硬く張りすぎて折れるのは、自己責任にもなります。
ちなみに、福井県庁の早川選手は50ポンドらしいです。
緩めで張る選手が増えてはきても、それが良いわけではありません。
自分に合うポンドを、柔軟な考えをもって張りましょう。
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