画像はイメージ像です。
色んな競技や仕事でも、各場面で集中力というものがあります。
集中力が足りない、集中できなかったなど、試合ではよくありがちです。
筋力などとは違い、目に見えないものですが、メンタルとはまた違うものです。
競技によって集中することが違う
陸上、バスケット、サッカー、バレー、卓球、バドミントンなどの、どんなスポーツにおいても、集中というのはあります。
将棋や、オセロ、囲碁、麻雀などの、どんな競技でも、それもまた集中というのはあります。
しかし、集中というのを、ひとまとめにするものの、身体を主に使うスポーツ、頭を主に使う競技では、集中する感覚というのは違うはずです。
それがわかりやすいのは、陸上です。
陸上には、100mのような短距離と、マラソンのような長距離では、間違いなく集中するものが違います。
100mと、マラソンでは、スタートの時の、音に対する集中は、全く違うものでしょう。
競技によっては、五感や、能力のなにに集中するかが、違うと言うことです。
集中力がない時に起きること
ソフトテニスで、集中力がない、という時に起こることはどういったことでしょう?
それは、ミスが起きることです。
集中力がない時、どういったことが起きて、ミスが起きるのか。
前衛が気になってしまった、打つコースを先に見てしまった、ボールとの距離がズレた、ポジションに入るのが遅れた、迷いが出たなど、集中力がない時は、そういったことが起きがちではないでしょうか?
それは、なにかに集中していないから、起きること言えます。
前衛と後衛で集中の種類は違う
前衛と後衛とでは、見える景色が違います。
前衛としていれば、相手前衛はほとんど見えません。
後衛としていれば、相手前衛は見えています。
後衛は、打つボールを集中して見ることで、ミスが減ります。
後衛は、前衛を気にしたなら、良いボールが打てなくなります。
それは、ボールを見ることに集中していないからといえます。
後衛は、打つボールに集中していれば、その視界の中に、相手前衛がぼんやりと見えます。
前衛は、打つボールに集中するのは、大事ですが、後衛よりも距離が近いので、打たれた後でボールを追っていては、間に合いません。
相手の打つ体勢、動作、ボールの位置など、相手の様子を見ることに集中していると、ボールに反応できます。
ソフトテニスの集中力とは
ソフトテニスにおける、集中力とは、何をすることに集中するのかというと、見ることに集中する力でしょう。
ボールを打ち終わるまで見続ける、相手の様子を見極める。
試合中に、『集中』と掛け声を言ったり、言い聞かせたりするかもですが、何に集中するかということを、分かっていなければ、曖昧なものになります。
ツーバウンド、アウト、ネット、ワンタッチが起きるまでは、【見ること】に集中する強さが、ソフトテニスでの、集中力の1つのヒントになるでしょう。
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