画像はイメージ像です。
ソフトテニスでは、バランス力はあらゆるところで力を発揮します。
バランス力があると得られる1つが、ラケットの振り出しが早くなるのです。
練習では気づきにくい、バランス力
バランスが悪いと、ボールに対して振り遅れます。
これは、1本打ちなどでは意外と気づかないことです。
1本打ちは、ボールの来るポイント、スピードをだいたい決められて打ちます。
それだと、だいたい気構えが出来ていて、さらに、タイミングもある程度、予測できて打てます。
そんな時は、バランスを崩すことはありません。
しかし、試合では、相手は打ってくるコースもスピードもタイミングも外してきます。
そうすると、詰まったり、ロブしか間に合わない、といったことが起きます。
それは、身体のバランスが崩れていることが、大きな原因でもあります。
倒れようとすると、まず戻ろうとする
身体は、身体が倒れようとしたりするとき、つまり、バランスが崩れる時は、まずは、体勢を整えようとします。
片足立ちで、今にも倒れようとする時、足や身体はもちろん、手も必死になって、倒れないようにバランスをとります。
つまり、相手からのボールを打たれ、少しだけでも、身体のバランスを崩した場合は、身体は優先的にバランスを整えようとすることに、筋力を使います。
バランスを整えるのに筋力を使うと、ボールを飛ばすことに使えないので、ラケットを振ろうと思っても、腕の力も、足の力もバランスをとるのに使われてしまうので、すぐにラケットが振れず、振り遅れるのです。
太もも、お尻を鍛えよう
太もも周辺の筋肉、主に大腿四頭筋とハムストリング、そして、おしりの筋肉、大臀筋の筋力は、鍛えるのは大事です。
踏ん張る、地面を蹴る。
ボールを打つのに大事な動作です。
踏ん張れなければ、バランスを崩しますし、踏ん張れなければ、地面を蹴ることが出来ません。
その為にも、太もも周辺とお尻の筋肉は大事です。
簡単に鍛えれる方法として、ジャンプスクワットを90°ずつ飛びながら回って、一周したら反対周りというのを、20秒して、10秒休憩というのを3回を1セットという形でするだけでも、相当鍛えれます。
だいたい、20秒あれば16回程度飛べるので、4周回るくらいのペースです。
振り遅れやすい選手などは、技術よりも体力を鍛えてみてはどうでしょう。
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