ソフトテニスで綺麗なフォームでボールを打つ場合、力はいりません。
女性の選手は、男性の選手よりも筋力は、当然ありませんので、フィジカルがなくとも、鋭いボールは打てます。
では、なぜフィジカルを鍛えるのでしょうか?
フォームが乱れても打てる

試合では、相手が簡単に打ちにくいコースにボールを打ちます。
それと同時に、相手からも自分側に簡単に打ちにくいコースにボールを打ってきます。
そうすると、バランスを崩されてしまうので、綺麗なフォームで打てなくなります。
その時に、フィジカルが高いか低いかで大きく変わります。
フィジカルが低いと、そのままバランスを崩してしまって、まともにボールを打てませんが、フィジカルが高いと、バランスを崩されることなくボールを打てたり、崩しながらもボールを上手く打てるのです。
股関節周りの強さはバランス力

バランスは股関節周りの筋力が凄く関わります。
筋力は筋肉量だけでなく、柔軟性などの筋肉の質も含まれます。
股関節周りには、太ももの筋肉、おしりの筋肉、腹筋、背筋と大きい筋肉が多く関わります。
股関節周りの、筋肉を鍛え、柔軟性を上げることで、バランス崩されにくくなり、安定することになります。
上半身でカバーする

では、上半身の肩周り、胸部などは必要ないかというと、完全にバランスを崩された時に、その辺は働いてくれます。
どうしてもバランスを崩し、フォームが崩れ、下半身の力を上手くボールに伝えきれない時、上半身の力だけでも返さないといけない状態があります。
その時に、上半身が弱いと、上手く動いてくれません。
その為にも、上半身も鍛えておく必要はあります。
効率良く鍛える

ソフトテニスで重要な筋肉は、基本的に大きい筋肉の部分です。
そして、小さい筋肉を一生懸命鍛えるよりも、大きい筋肉を鍛える方が効果も高いですし、効率的です。
太もも、おしり、腹筋、背筋、胸筋、この5つの大きい筋肉をまずは鍛えるといいでしょう。
そして柔軟性も、バランス力に大きく関係します。
股関節周り、肩甲骨周り、首周りの胴体と繋がっている部分の柔軟性を上げることで、より運動連鎖も生まれますし、怪我防止にも繋がりますので、意識的に普段から柔軟性を上げることも意識しましょう。
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