ソフトテニスでは、クロスにボールを打ったり、ストレート、逆クロス、それにロブで高さをつけたり、コントロールしないといけません。
前の打点だと引っ張り、詰まらせると流し、そんなイメージでボールを打ってるのであれば、前衛が気になって仕方ないのではありませんか?
ボールのどこに当てるか、これを知るだけで、ボールコントロールが良くなるでしょう。
それでは↓↓↓
ボールを9分割にする

ボールは丸いです。
どこから見ても球なので、丸いですが、それをあえて、表と裏に分けます。
向かってくる見えている側を表、見えない側を裏として、表側だけを見る時、立体的に見ないようにすると、球から円に見えるような形になります。
その円を9分割します。
この9分割したポイントの、どこにラケットを当てるかによって、ボールの飛んでいくコースが変わるのです。
当てる場所を意識する
基本的には、9分割したポイントの真ん中に、ラケットの面を当てにいっています。
それがシュートボールの基本になります。
ここよりも、右側の位置にラケットの面を当てにいくと、ボールは左側に飛んでいきます。
この時、早く振り始めてそこに当てるのではないのに、左側に飛んでいくのです。
これを分かっていると、フォームが変わらず、ボールコントロールがらできるようになります。
右方向にボールをやりたいなら、ボールの左側に当てるイメージです。
ロブがすごく分かりやすく、ボールの下の方にラケットの面を当てると、ボールは上に飛んでいくので、ロブの面が安定します。
なので、当たりは良いのに、ネットしたりする場合は、ラケットの面が、ボールの上の方に当たっているということになります。
踏み込みの流し、引き付けの引っ張り
ボールのどこに当てるかで、コースコントロールができるようになると、今までにないような打ち方がらできるようになります。
右利きなら、詰まってしか打てなかった流しが、踏み込んでボールの左側を打つことで、流し方向に強い球を打てるようになりますし。
そして、逆に、詰まってるように見えるくらいまで引き付けたボールでも、ボールの右側にラケットの面が当てさえ出来れば、ボールの飛んでいく方向は、引っ張り方向の左側に飛んでいくのです。
これができるようになると、相手前衛を騙すことができるので、取られにくくなりますし、ポーチに出られても、パッシングで抜きやすくなります。
前衛の場合、引っ張りたい時、流したい時に、ボールのどこに当てるかを意識すればいいから、大ぶりになることがなくなり、ボレーのミスは少なくなりますし、ボールの上側に当てると、ボールを落とすこともできるようになります。
ボウリングの原理

ボールのどこに当てるかという、小さい動きでコースを変えられるようになるので、ボールの精度が上がり、大ぶりもしなくなるので、ミスも少なくなります。
これは、ボウリングのピンを見て投げるよりも、手前にある三角形、『スパット』を目掛けてボールを投げることで、どこに転がっていくかというのがコントロールしやすくなるのと、同じ原理です。
大きいコントロールをしようとすると、誤差が出やすくなるのです。
野球のボールでも、手前の標的に当てるのと、遠くにある標的に当てるのとでは、コントロールの差が出るのと同じです。
ソフトテニスでも、この原理は同じように働きます。
大きい動きよりも、小さい動きが情報が少ない

スイングモーションが大きいのと、小さいのでは、相手に与える情報が違います。
大きい動きだと、それだけ時間を与えてしまいますので、打つコースもバレやすいですし、ポジションに入られるリスクも増えます。
その分、小さい動きだと、時間を与えず、打つコースもバレにくい、ということになります。
なので、ボールのどこに当てるかを意識するメリットというのは大きいです。
この感覚をものにして、より試合に勝てる1本を増やせるようになりましょう。
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