画像はイメージ像です。
試合でミスしたりする時、ついつい手を気にしたりしますが、ラケットに上手く当たっていないのだと思いますが、それは、手が上手く使えていないのが、ほとんどです。
では、何が原因になっているのでしょう?
手はとても器用
手はとても器用です。
特に、ラケットを握っている手はとても器用です。
それだけ器用な手が、上手く使えない時というのは、ほとんどありません。
箸という、外国人からすると、とても繊細なものを、当たり前のように使い、ご飯を簡単に食べる程、利き手は器用です。
力加減から、 動かし方まで、とても上手く使えます。
ガラスのコップを、握りつぶしてしまったこともないでしょうし、箸で食べようとした時に、口ではなく鼻に入れてしまったなんてことはないでしょう。
つまり、それだけ利き手は、思った通りに動いてくれているのです。
疲れていると、手は上手く動かない
そんなに器用な手ですが、上手く動かない時があります。
その1つは、疲れている時です。
例えば、全速力で走りきって、フラフラになっている時、箸で小さい豆なんかを摘むことは、キツくて手が震えて、全く上手く掴めないでしょう。
疲れていない時だったり、呼吸が乱れていなかったりすると、そんな小さい豆でも摘むことはできるでしょう。
疲れてるということは、利き手の精度を下げることになるのです。
足場が悪いと手がブレる
揺れる場所に立っていたり、滑る場所に立っていたりすると、その分、手は上手く動いてくれません。
足場が揺れると手もブレますし、足元が滑ると、手はバランスを取ろうとします。
それは下半身の安定が、手の動きの精度に影響を与えるからです。
つまり、下半身が上手く使えなくて、その影響で、手が上手く使えなくなってしまっていることに、気づかずに、手が上手く使えていないと思っているのです。
大事なのは、手の感覚を戻すことではなく、試合に勝つこと
試合中に手が気になると、『木を見て森を見ず』
になりかねません。
大事なのは、手の感覚を戻すことではなく、試合に勝つことです。
仮に、手の感覚がおかしくなっても、その状況でどうすれば勝てるかを考えなければいけません。
その時、まずは下半身です。
下半身が安定したなら、どんな打ち方でもボールは、コントロールしやすいです。
足を動かすという、基本をまずは意識することです。
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