画像はイメージ像です。
ソフトテニスのラケットは、メーカーからガットの推奨ポンドを設定されていますが、そのポンドで張らないといけない訳ではありません。
適正ポンドでは無い
ガットの推奨ポンドは、推奨であって、適正ポンドではありません。
目安的なもので、例えば、推奨ポンドが25~35ポンドだったりした場合、初めて張るとして、身体小さくパワーがなければ25ポンドかなー、身体が大きくてパワーがあれ35ポンドかなー、くらいな、あくまで目安です。
初心者なら振る力がないので、その中だと25ポンドで張っとこうかなーくらいな、初めて張る人の為の、ラケットが壊れないで張って貰う目安なものです。
例えば、推奨が25〜35ポンドと記されてなくて、全く知らなければ、100ポンドで張る可能性もありえないことではありません。
まともなガット張りの人なら止めますが、多分100ポンドで張れるなら、ラケットは折れると思うので、あくまで目安です。
柔く張る選手が増加
近年、ラケット自体が、硬いラケットが増えてきて、ガットを柔く張る選手が増えて来ています。
基本的にはガットは硬い方が飛びにくく、柔らかい方が飛びやすい性質があります。
ラケットも、硬い方が飛びにくく、柔らかい方が飛びやすいので、ラケットが硬い分、ガットで中和しようて感覚です。
トップ選手でも、23ポンドくらいで張ってる選手も多く、15ポンドなんてめちゃくちゃ柔らかく張ってる選手もいます。
韓国の選手は10ポンドで張ってる選手もいますし、YouTubeで活躍されてる、カンボジアのまさとさんも、11ポンドで張られているので、ものすごく柔らかく張って使っています。
硬く張る理由
柔く張る選手が増加しているとは言うものの、飛びやすければ良いという訳ではありません。
飛びやすい方が、楽にボールを打てるのですが、その反面、ソフトテニスは飛びすぎてもアウトするので、ただ飛べば言い訳ではないです。
なので、それが怖くて硬く張る選手も多いです。
一昔前のラケットは、しなるような柔らかいラケットが多く、今のラケットの様に面が安定しにくい構造だったので、推奨が25~35ポンドでも、40ポンドや、45ポンドなど、めちゃくちゃ硬く張る選手も多かったです。
まとめ
推奨ポンドは、適正ポンドではありません。
自分はパワーがある方だと思っていて、ポンドを上げている選手の中には、パワーが弱いのに気づいていない、そんな選手も多くいます。
それなのに上げていっている、実は下げていく方がいいという事も結構あります。
その時に、推奨よりも下かもしれません、上かもしれません。
もっと柔らかい方が良いのかも知れません。
もっと硬い方が良いのかも知れません。
今よりも、ガットが合うだけで、急に上手くなる時もあります。
自分とラケットに合ったガットの適正ポンドを、自分で合わせていくことです。
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