画像はイメージ像です。
速いボールなのに、簡単に返される。
それは、ボールが軽いボールになっているから、簡単に返されるのです。
軽いボールと重いボールの違い
軽いボールと重いボールの違いは、スピードに対するボールの回転数です。
速いボールでも、ドライブ回転が少ないボールと、多いボールでは、バウンドしてからの伸び方が変わります。
ドライブ回転が多いボールは、手元に伸びてくるボールなので、相手の打点を詰まらせやすく、そして、相手がボールにドライブ回転をかけにくくするので、ボールが重く感じるのです。
ボールの質量は変わる訳ではありませんが、回転でボールの質が変わるのです。
ドライブ回転が多いと失速しない
ボールは回転数が少ないと、空気抵抗を多く受けることにより、失速しやすくなります。
回転数が多いと、空気抵抗が少なくなり、失速しずらくなります。
しかし、ソフトテニスのボールは柔らかいので、遅いスピードのボールだと、スピードに対しての回転数が多すぎると、打ったボールの形状が変わり、バウンドする前に伸びていってしまいます。
速いスピードのボールだと、空気抵抗もあり、回転数が多くとも、形状が変わらず、スピードが速く、ボールがコートにおさまります。
重いボールはリストを柔らかく打つ
速く、回転数が多い、重いボールを打つのには、リストを柔らかくして、打つ必要があります。
リストに力が入ると、腕がしならず、リストも硬くなるので、スナップも腕の捻転運動が上手く出来ず、スピードに対しての回転数が少なくなくなります。
グリップを強く握り過ぎず、柔らかく握り、それでいて、身体を使ってラケットをしっかりと振り切ると、強く握り打つよりも、重いボールを相手に打ち込めるようになります。
手の力を抜くと、重くなるという、感覚的に矛盾が起きやすいことを、することが必要です。
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