毎日の練習の中で、何かテーマ(意識)を持って練習していますか?
部活があるから、コートに行って練習する。
そんな風になっていては、上手い人との差は開くばかりです。
練習前に、何かしらのテーマを決めて練習することで、上達スピードは全然変わります。
練習前に前回の練習を振り返る

前日や、前回の練習の時、上手くいかなかったことは何かということを振り返り思い出しましょう。
例えば、前日の練習の時にクロスからのストレートへのシュートボールが入らなかったとか。感触が悪かったと思えば、コース打ちの時はそのコースを意識して、色々な打ち方を試すといいです。
色々な打ち方というと、フォームと勘違いするかもしれませんが、それだけでなく、少し待つとか、ボールの内側を打ったり、早めに前足を決めるや、壁をつくるイメージを変えたり、色々とあります。
大事なのは、試すということです。
そこには、ミスをしたりしても、テーマに沿っていることなので、気にしないことです。
ただし、試合が近い時は試さない方がいいでしょう、不調の原因は試合前の緊張だったり、勝ちたいという気の焦り、などからきてることだと思いますので。
練習中

練習中になると、ほとんどの人が夢中になってしまいます。
しかし、練習中は夢中になりすぎてはいけません。
練習の前に決めたテーマ(意識)に、沿って練習することを忘れてはいけません。
夢中になりすぎてしまうと、自分の得意なコースや球種ばかり、気持ちよく打ってしまいますので、それではできることを練習しても、あまり効果は強くありません。
普段の練習で大事なことは、出来ないことを出来るようにすることです。
先程の、例えばのテーマにそって考えると、クロスのボールをストレートに打つということ、それが出来てないならば、1番今日の練習に意識を持ち続けなければいけません。
練習中で大事なことは、練習前に決めたテーマを持ち続けることです。
練習の効率は、意識の高さによって大きく変わります。
何となくやっているのと、意識して練習しているのでは、集中の度合いが変わるのです。
その分、意識してやっていて上手くいかない時は、ストレスですが、それはそのテーマを意識が高い証拠です。
意識が低ければ、ミスしても気にしませんし、ミスしたことに考えることをありませんから。
練習後

練習後は、早いタイミングで振り返ることです。
ソフトテニスいうのは、不思議と練習中や試合中に気づかないことが多いです。
なので、記憶が新しいうちに、その日の練習のことを思い出します。
その時、冷静になれば、『あーすれば良かったか』、『この時は良かった』、『あれをやってみよう』など、アイデアや気づきが多く出てきます。
意識していなければ、その記憶の欠片がなかなか集まりません。
そうやって、アイデアや気づきから、次回の練習のテーマを決めていくのです。
練習中→練習後→練習前→練習中→練習後→練習前→練習後→→||→→試合

練習して、反省して、テーマを決めて、また練習して、同じことのループしてる様ですが、そこにテーマを持ってやっていると、ループではありません、螺旋階段を上がっていくイメージです。
これは、経験です。
そこにテーマもなく、ただただ、『部活があるから行かないとー』て思っていると、ただのループになってしまい、同じところを回っているだけです。
これは、作業になります。
経験と作業は違います。
経験値を増やせばレベルアップするものです。
テーマ(意識)を強くさせるには、ノートなどに書き留めたり、メモしたりして、翌日の練習前に見るようにすれば、よりいいでしょう。
そのノートやメモは財産にもなります。
自分が困った時、どうやってそれを克服したかというのを、残すこともできます。
テーマ(意識)を持ち練習しましょう。
コメント