画像はイメージ像です。
大会が近くなってくると、ほとんどの選手がいつもと違う心境になります。
特に、1週間前くらいになると、心境は大きく変化してくるので、いつもと違うことをし始めたりします。
その中で、中高生がやってしまいがちな、良くないこと、気をつけた方がいいことがあります。
トレーニング
大会が近くなってくることで、身体を強くしたい、体力をつけなければ、もっと速いボールを打ちたい、という気持ちが強くなると思います。
しかし、普段から日常としてやっているトレーニングならば、しないと落ち着かないとかで、1日のリズムを崩さない為に、ということならば問題ありませんが、普段からやっていないことを、大会が近づいてきてやることは、よくありません。
それは、1週間程度では、そんなに身体は強くはなりません。
少しだけ強くなったとしても、身体の筋肉を傷めては、大会でパフォーマンスは発揮できません。
大会1週間前からの、急なトレーニングはやめておきましょう。
過剰な練習
大会が近くと、自分の足りない部分が多く見えてきます。
そして、もっとミスが少なくなるように、練習量を増やそうとしてしまいますが、それは大会が近づいてからやると、オーバーワークになってしまいます。
いつも以上の練習を、大会前の1週間程やり続けてしまうと、大会本番の身体は疲労が溜まってしまいます。
大会はいつも以上に疲れます。
それなのに、疲労が溜まった状態で大会に挑むことは、悪循環です。
不安かもしれませんが、大会に備え、身体を上手く調整しましょう。
ガットの変更
大会が近づいてくると、他の選手がすごく打ててるように思えてきます。
その為、自分のラケットを信じれなくなったりします。
そこで、ガットを変えてみようかなとか、ポンドを上げてみようかな、下げてみようかな、みたいな考えが出てきたりしがちです。
しかし、ガットを変えたからといって、急激に上手くなる訳はありません。
むしろ、今まで積み重ねてきた打感が狂う可能性があります。
そのガット、そのラケットは打ちやすかったから、それでやってきたんです。
大事な試合こそ、今までの自分を信じてあげましょう。
それが自信です。
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