画像はイメージ像です。
ソフトテニスでは、主に前衛と後衛でポジションが分かれていて、その分、ラケットも、前衛向き、後衛向きラケットというタイプで出ています。
ラケットには、後衛の選手は前衛の選手よりも、細いグリップを好む選手が多いですが、それは、細いグリップにはメリットがあるからです。
グリップに空間をつくる
グリップが細いと、グリップを握る手と、グリップに空間が出来やすいです。
後衛は大きくテイクバックをとる傾向があります。
空間があると、テイクバックをとる時に、ラケットを引いた手に、力が入りにくくなり、グリップを柔らかく、軽い感じで握りやすくなります。
グリップを持つ手に力が入りにくくなると、スイングする時に、力みにくくなり、しなるように腕を使えます。
インパクトが強くなる
後衛ラケットは、先端が重く作られていることが多いです。
それは、スイングした時に、ボールと当たった時に、ラケットのヘッドが重いと、重さがあるので、遠心力強くなり、相手のボールの威力に負けず、ボールを飛ばせるようになっています。
そして、力みなく、しなるように振ったスイングをすると、ボールとラケットが当たる、インパクトの時に、ラケットが飛んでいかないように、グリップを握ります。
その時、グリップが細いと、グリップを握りこんだ瞬間に、重いヘッドが加速して、強いインパクトになります。
デメリットはあまりない
後衛が細いグリップをするのには、大したデメリットはありません。
手が大きい選手は、グリップが細すぎると、中指の爪が親指に刺さったりする選手もいます。
そんな選手は、グリップを太くするか、親指か、中指にテーピングなどして、保護するのがいいでしょう。
グリップを、元グリを剥いで、1枚を伸ばしながら巻く選手もいますが、マメがすごく出来たりしますし、グリップに穴が出来やすいですが、グリップのカクカクがある方が打ちやすいという選手もいますので、問題はありません。
飛んでいく心配がないような、太さにしておかないと、飛んでいきそうと思ってしまい、グリップを強く握りしめてしまうかもしれません。
元グリだけの選手もいますし、元グリに1枚巻く選手もいますし、元グリ剥いで2枚巻き、元グリ剥いで1枚目極薄の2枚巻きなどもいます。
後衛で3枚巻いている選手はあまりみませんが、そうやって、自分に合った、グリップの太さを見つけましょう。
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