【ソフトテニス】懐を広くする、打点ではなく打線の考え方

モブ。ログ。

画像はイメージ像です。

「あの選手は懐が広い」といった表現をしたりしますが、懐が広いとはどんな事でしょうか?

そして、懐が広いとどうなるのでしょうか?

懐が広いとは

懐が広いというのは、打てる打点が多い、広いということを表します。

特に、バックハンドよりもフォアハンドに懐が広いといった表現をすることが多いです。

それは、フォアハンドの場合、肩の位置が後ろにあるので、身体の前だけではなくて、後ろ気味でも強くボールを当てれたりするので、ボールを呼び込んで打つような形でも、詰まらせず、ボールを相手コートに打ち込めるような選手を、懐が広い選手と表したりします。

懐が広いとどうなる

懐が広いと、相手前衛はボールがどこにくるか分かりにくくなります。

前衛というのは、相手が構えて、ボールを打って、ボールが飛びはじめてからコースを判断して、ポーチする訳ではありません。

後衛がボールを打って、ネットについている相手前衛の所までボールが届くまでの時間は、速い選手だと、0.6秒程度で到達します。

つまり、相手が構えて、ボールを打とうとする前に、コースを判断して動いてからでないと、ポーチには間に合わず、成功しません。

なので、前衛というのは、相手の後衛がボールを打つ前に、どこに打つか予測をして、動くのです。

懐が広い場合、打つぞ!とする打つ構えに対して、打てる打点が多いので、相手前衛はなかなか打つ前に判断することができず、ポーチしたりすることがむずかしくなります。

なので、懐が広くなれば、相手前衛にとられることが少なくなります。

懐を広くするには

懐を広くするには、ボールが通過する軌道を早くとらえることです。

ボールは、相手がボールを打ち、ツーバウンドするまでに、1本の線の軌道をつくります。

その相手がボールを打って、ツーバウンドするまでに通る、軌道線(ボールライン)に身体を持っていくと懐は広くなります。

その軌道線に身体を寄せると、ボールは遠くに離れていきませんし、ボールが身体に当たりにくることもないです。

そうすると、踏み込みかた、呼び込み方、打ち方、など、色んな方法で打点が多くなり、ボールラインと自分の身体のラケットが当たる部分は、全部打てる打点になるので、打てる打点を打線として考えれます。

その打てる、打線の中に打点を選択することが、懐が広く使えるようになった感覚といえるでしょう。

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