画像はイメージ像です。
体重移動を使って、ボールを打てといわれた経験はないでしょうか?
その体重移動を、イメージとしてでも理解出来たなら、ソフトテニスはグッと上手くなります。
重心が体重の中心
体重移動を知る前に、重心を知りましょう。
重心とは、身体の重みの中心ということです。
重心は基本的に、胴体にあります。
ソフトテニスは、その重心を下の方にする方が、安定して身体を上手く動かせます。
立っている状態で、へそ下5cm~10cm程度のところに重心があるイメージを持つといいでしょう。
そして体重というのは、力です。
凄い速いボールに身体が当たったら、どちらが飛んでいくかというと、ボールの方が飛んでいきます。
それは、ボールよりも、身体が強いということ、身体は体重です。
つまりボールの威力よりも、身体(体重)は力が強いのです。
体重移動は体重操作
体重移動というと、地面に対して横の動きのイメージが多いと思います。
特にシュートボールを打つときなどは、体重移動を使うように言われたりすると思います。
そうすると、体重移動はついつい右足から左足へ、左足から右足へと踏み込んだりするような動き、反対の足で地面を蹴り、軸足で支えるなどの、足にかかる体重の移動、入れ替えのイメージが強くなるのですが、それだけではありません。
体重移動は、ジャンプするのも、体重移動になります。
自分の体の重さを上方向に移動させているから、身体が上にジャンプするのです。
つまり、自分の身体が、今いる所からどこかしらの方に動けば、それは体重移動になります。
それを、どっちの方に動こうかとするのは、自分が操作しています。
前に進むのか、後ろ下がるのか、左に動くのか、右に動くのか、上に飛ぶのか、下にしゃがむのか、そういう風に、体重を操作して移動させれます。
体重移動は横だけではないのです。
体重操作していると思えば、イメージはわかりやすいです。
身体を動かす=重心が動く=体重操作=体重移動といった感じです。
シュートとボレーは前に、ロブは上に
シュートボールは前に踏み込むことで、体重という力を前に使って、ボールを打っています。
それはボレーも同じようにして、体重をボールにぶつけにいくことで、強いボレーができます。
ロブは、体重を上に持ち上げる力を使うことで、ボールを上に打ち上げます。
これらは、基本的に足を先に動かして、それに対して手が動く形になります。
足を動かすこと、フットワークを使うことは、体重移動が起きます。
手よりも足でボールを打つ、そのイメージができると、体重移動が上手く使え、様々なボールを強くミスが少なく打てるようになります。
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