ソフトテニスでは、ウォーミングアップ嫌いな選手が多いです。
練習が楽しいのもあって、すぐにでもボールを打ちたくなり、ウォーミングアップをしないで打ち始めますが、軽くランニングするだけでも、まったくウォーミングアップをしない人よりも、身体がとても動きやすくなります。
全身の筋肉が揺れる

筋肉は揺れることで、『今から身体を動かすぞ!』という準備をします。
いきなり、ボールを力強く打ち始めると、筋肉は硬直してしまいます。
そうすると、動こうとする筋肉が少なくなってしまい、パフォーマンスが低い状態で身体を動かし続けることになります。
しかし、軽くランニングすることは、力が抜けた状態で、全身が上下左右に揺れる為に、筋肉が刺激されることになり、『今から動くぞ!』という準備をします。
それだけで、パフォーマンスを引き出してくれることに繋がります。
筋肉を温める

夏は温かく、冬は寒いです。
夏の方が身体は動き出しやすいのは、気温により、身体が温かいからです。
寒い状態だと、筋肉はこわばり、血流はわるくなり、動きにくくなります。
身体が温かいと、血流が良い状態になります。
冬よりは夏の方が筋肉は、柔らかい状態ではありますが、筋肉を温めるよう軽いランニングをすると、より筋肉の血流がよくなり、酸素が行き渡り、疲労は溜まりにくくなりますし、もっと筋肉の柔軟性があがり、動き出しやすくなります。
身体が温かいことと、筋肉が温まっていることは、少し違うので、筋肉を温める意識が大事です。
体調を知れる

練習前に毎回、軽くランニングをしていると、身体の調子が知れます。
全身を動かすことになるので、身体の動きが悪かったり、痛みが出たりする場合、気づくことができます。
動きがわるかったりする場合は、いつもよりも入念にストレッチをしたり、痛みが出る場合は、顧問やコーチに連絡したり、休んだり、対処が早くできます。
少しのことですが、軽いランニングだけでも、やるのと、やらないのでは、違いはでてきます。
未然に防げることは、防ぎ、上手く自分の身体と付き合っていきましょう。
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