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試合では必ず、この1点をとりたいと思う程大事な1点があります。
それが試合が終われば、勝負の分かれ目だったと思える点や、マッチポイント、セットポイント、ファイナルでの5-5など、大事な点があります。
その1点を、どうするととれるか考えていきましょう。
反応出来ないのは意識外のボール
1番反応出来ないのは、意識の外からのボールです。
目を瞑った状態の時にボールを打たれたら、それは反応できるわけありません。
それに近い状態というのは、見ていても、どんなボールが来るかわからないボールを打たれることです。
例えば、ネットインのボールなどはそれに近いです。
フォーム、モーション、目線、スイングスピード、体勢、配球、性格などを考慮して、ある程度打たれた瞬間に、どこに、どのくらいの長さで、どのくらいのスピードでというのを、予測して構えるのに、ネットインして、距離とコースとスピードとバウンドが変わる為に、反応が出来ません。
狙ってネットインさせるのは難しいですが、相手に悟られないようなボールを打つこと、意識の外、予想外のボールを打つことが、反応させないようにするコツになります。
セカンドレシーブを、シュートボールを打つ体勢からのツイストや、めちゃくちゃテンポを速めたライジング、アタック、など。
ファーストサーブを、ずっとセンターを打ってて、ワイドの角度の厳しいサーブなど。
それは、決める確率を上げる方法は、それを試合の中で、『ここだ!』と思った点数意外で、1本も打たないことです。
何度も使えば、相手は意識の範囲内に入れます。
それはミスをして、ボールが相手コートに入らなくても一緒です。
それでは反応されてしまいます。
それを、1発で決めれるよう、確率を上げる練習をしておくことが、1点を確実にとるためのボールを手に入れることでしょう。
最も得意なボール
例えば、トップ打ちをセンターに打ち込むことが最も得意なボールなら、大事な局面以外は打たないことだったりもひとつです。
やはり、ゲームカウントにもよると思いますが、セットポイントや、2-2や3-3などの並行カウントのような状態では、一点を欲しいところです。
どんな場面でも点は欲しいと思いますが、ゲームカウント0-0の1-0や0-1などよりは、ゲームカウント2-2の2-2の方が一点の重みは出てくると思います。
いくら得意なボールでも、毎回トップ打ちを、センターに打ち込んでいたなら、相手も待ち構えて守ります。
そうしたなら、ほんとに大事場面で、1番自信のあるボールを警戒されると、決めるのは難しくなると思います。
プランニング的に4-0でしか考えてない戦い方なら、最初から得意なボールでガンガン攻めていっていいと思いますが、最初から競ると思っている場合は、最も得意で自信のあるボールは使い所を見極めると決まる確率は上がります。
切り札は取っておくものみたいな感じですね。
そして、ほんとに自信があるボールを打って取られたなら、それはそれで切り替えも早かったりしますので、その後に響きにくいです。
決断力
どんなボールを打つ選択をしても、決めたなら、迷わないことは、すごく重要なことです。
決めたのに迷うという事は、瞬発力が確実に鈍ります。
身体もかたくなりますし、手元も狂いやすくなる。
決めたなら、遂行する。
そういったこともあり、決断力は重要になってくるでしょう。
ミスしたらどうしよう、取られたらどうしよう、反応されてしまったらどうしよう、そんな考え方は、どんなボールを打ったとしても、決断して打ったボールよりも、キレがないボールになるでしょう。
点数を必ずとろうとする姿勢に、取らなかったらどうしようというのは、矛盾が生まれてます。
決断する!
それが1点を勝ち取る集中力に繋がります。
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