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ソフトテニス部では、校内試合をする時があると思います。
リーグ戦だったり、指名されての試合だったり、その中で、ほとんどの学校がトーナメントでの校内試合をしませんが、トーナメントでの校内試合はとてもオススメです。
本番と同じにする
部活動での、地区大会、県の大会、全国大会での試合というのは、ほとんどがトーナメントです。
それなのに、ほとんどの学校がリーグ戦だったり、指名された相手との試合をします。
それは、強い選手同士で試合をしないと、練習にならない、相手にならないといったこともあると思いますが、本番では、強い相手とやるよりも、弱い相手とやる方が、緊張する場面はあります。
なので、本番を想定したトーナメントは必要です。
格下でも試合をしておく
トーナメントという、負けたら終わりという状況の中で、明らかに負けないであろうと思う相手とでも試合はします。それはシード選手でも同じです。
格下の相手とすると、先にリード出来れば、そんなに不安はありませんが、1試合目とかは、動きが硬くなりがちです。
『負けてしまったらどうしよう』という気持ちもでてしまうし、なかなか弱い相手とすると、どこにボールが飛んで来るか分からない、負ける前提で向かってくる捨て身的なメンタル、入れるつもりもない1発、それらによって、リズムが崩されたりして、通常通りやれば問題なく勝てる相手にも苦戦します。
自分よりは、明らかに格下でも、トーナメントではしないといけません。
それに慣れることも、勝つ準備の1つです。
体力の消耗
実際の大会では、勝ち進んでいけばいくほど、相手は強くなっていくことがほとんどです。
つまり、体力が満タンの時よりも、足にきていたり、疲労感を感じるような、体力を消耗しているときに、強い相手としなければいけません。
その為、ただ上手いだけで、体力に不安がある選手は勝ち上がれません。
一試合だけなら最強の選手では、団体戦で戦うにしても、不安な選手になりますし、個人戦は成績を残すのは難しいでしょう。
その、予行練習にもトーナメント戦はなります。
リーグ戦とトーナメント戦は違う
リーグ戦とトーナメント戦は、心理的に別物になります。
特に、リーグ戦をする時、同じくらい強い相手が揃っているなら、尚更、トーナメントよりも心理的に別物になります。
トーナメント戦の1回でも負けたらと思うのと、リーグ戦の何試合かは必ずやるという、心理的なものも、体力的計算も変わります。
そして、トーナメント戦では、強い選手とやるチャンスが増えるので、強い選手になる選手が生まれる可能性も高いです。
逆に、上手いけど勝てない選手もメンタルが鍛えられ、強い選手になる可能性もあります。
そういった視点からも、トーナメント方式を取り入れるのもいいと思います。
ワンポイント!
早く負けた選手の試合数を確保したければ、敗者復活戦などをして上げると解消できるでしょう。
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