画像はイメージ像です。
試合の途中で、急に打てなくなったり、感覚が悪くなったりしたことは、ないでしょうか?
練習ではそんなことはないのに、試合の時に起きてしまう。
それは、体力の減少によって起きていることかもしれません。
試合と練習では疲労度は違う
本番の試合というのは、練習や練習試合などとは違い、緊張感も違えば、集中力も違います。
緊張感や、集中力を使えば、普段やっていることと、同じことをやっても、疲労度が全然かわってきます。
それは、筋疲労にしても、精神的疲労にしても、同じことです。
1ポイントに対する考え方が、本番では大きくかわりますので、前衛に取られないように、身体を粘り強く力を使います。
チャンスボールをミスすれば、せっかくのポイントが相手のポイントになるので、神経を研ぎ澄ませながら処理します。
それは、練習とは重みが違う1ポイントから、起きることです。
一定までは変わらないが
筋力を使ったり、集中力を使ったりすると、疲労度は積み重なっていきます。
疲労度は、一定まで積み重なるまでは、なにか特別な反応が身体には起きません。
しかし、反応は起きせんが、目には見えぬ形ですが、確実に積み重なっていき、一定の所まで疲労度が溜まると、パフォーマンスが急激に悪化します。
その結果が、本来のスイングやフットワークができずに、入ったと思うボールが入らなかったり、ボールを飛ばせなくなってしまったりするのです。
トーナメントで勝てないのは調子ではない
トーナメントは、一度負けたら終わりというプレッシャーの中、戦います。
しかも、トーナメントは、勝ち上がれば勝ち上がるほど、強い相手になっていくのが基本です。
調子というのは、試合の中で急激に悪くなるものではありません。
もし、試合の中で急にボールが入らなくなるのであれば、それは、体力不足などの疲労によって起きることが大きいです。
振り返れば勝てた相手、そんなことはよくありますが、それは、技量だけなら勝てた相手かもしれません。
それなら、練習試合では負けないでしょう。
しかし、トーナメントで勝つには、技量だけでなく、体力も実力に大きく含まれます。
そこを調子のせいにしてしまったりして、原因を見落とすと、本番で弱い選手になってしまいます。
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