ボールを打ち終わり、練習が終わると、そのまま帰ったりしがちで、クールダウンや、ストレッチをしなかったりしてしまいませんか?
ついついめんどくさいからということや、練習ギリギリまでボールを打ちたいということもあると思いますが、練習終わりのクールダウン、ストレッチには、身体を強くする効果が期待されます。
柔軟性はパワー
練習をし終えると、身体の筋肉は使われて、張ったり、緊張したりします。
それを1日ではそんな変わりませんが、積み重ねていくと、筋肉はどんどん硬くなっていきます。
筋肉は大きいと、力を生み出しますが、収縮率が強くても、力を生み出します。
その収縮率が柔軟性になります。
練習終わりの硬くなった筋肉を、柔らかくするようにストレッチをしてあげることで、筋肉の柔軟性は上がり、硬くなりにくくなるような身体になります。
そうすると、身体の連動性もあがり、しなやかなスイング、1歩の加速力が大きいバネ、クッション性のあるバランス力が身につきます。
怪我予防
筋肉が硬くなることは、間違いなく怪我する可能性を増やします。
NBAプレーヤーで、物凄い能力の高く、最年少MVPを獲得したデリック・ローズという選手がいます。
その選手は素晴らしいパフォーマンスをして、活躍していきますが、残念なことに大きな怪我をします。
そこには理由がありました。
デリック・ローズは、それまで1度もストレッチをしてきていなかったそうです。
若い時に、身体のケアをすることをしていなかったことを、後悔していると。
それからは、ヨガやピラティスなども取り入れて、筋肉の柔軟性に対する意識を高めていることを、デリック・ローズ自身も語っています。
怪我は、突発的になるものもありますが、積み重ねで起きるものもいっぱいあります。
積み重ねで起きるものは、防ごうとすることで、防げる可能性は大きいのです。
回復力アップ
調子が良い、調子が悪いのうちの1つは、筋肉の疲労の影響があります。
思ったように身体が動かないことや、疲れやすければ、1日の練習時間は変わりませんが、練習の質が大きく変わってきます。
そして、1日の質が変われば、体力の最大値も上がりにくいです。
その日の1日が、翌日の身体をつくっていきます。
練習終わりのストレッチが、翌日の身体の状態に影響を与えることの、毎日の繰り返しです。
そうすることで、疲れにくい身体、回復が早い身体になるのです。
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