ソフトテニスでは、試合の時に緊張して、練習の成果を出したいのに、パフォーマンスを上手く発揮できないことがあります。
ここでは、覚えることですぐに使える、対処法を伝えていきます。
緊張は悪くない

まず初めに、緊張することが悪いことと思いがちですが、多少の緊張は試合で集中力を上げるのに、必要なことで、必ずしも緊張が悪いことではないことを知っておきましょう。
ゲームでも、ボス戦をザコ戦と同じように戦ったら、負けてしまいます。
つまり、緊張は心構えでもあるので、必要なことです。
しかし、なんでも過剰なものはよくなく、緊張もほどほどないと、パフォーマンスの邪魔をしてきます。
緊張の度合いを知る

緊張メーターが100まである場合、緊張メーターを80~20程度にやるイメージを持ちます。
その時、試合であれば、緊張メーターを上げるのは自動的に上がります。
なので、上がりすぎた場合、緊張メーターを下げることが大事になります。
緊張しすぎた状態

緊張が上がりすぎた場合、
重心が上がりすぎる。
呼吸が浅くなる。
視野が狭くなる。
思考が回らない。
疲れやすくなる。
力加減が分からなくなる。など
落ち着きが無い状態、パニックになってるような状態になります。
緊張メーターを下げる方法

呼吸とセンタリングという技法です。
身体は呼吸が深くゆっくり出来てる時は、緊張できないようになっています。
緊張していても、呼吸に意識を持っていき、ゆっくり空気を取り込み、脳に酸素が行き渡るようなイメージをして、ゆっくりと悪いイメージを外に吐き出すよう、呼吸を吐き出し、次に体全体に酸素が行き渡るようなイメージで取り込み、身体の中をクリアにするイメージで吐き出すよう、複数回呼吸することで、緊張メーターを下げることができます。
次にセンタリングです。
センタリングは身体のへそから9cm程下のお腹と腰の間に、丹田とされる場所があります。
これは臓器ではなく、意識的な部位ですが、丹田に意識を持っていくことで、緊張し地に足がついていない状態から、どっしりと腰をすえたようなイメージになり、パニックになってた身体に落ち着きを取り戻せます。
イメージのトレーニングをしよう

呼吸とセンタリングはどちらもイメージが大切ではありますが、逆にいうと緊張もイメージからきてるだけのものです。
呼吸のセンタリングをやり、イメージで身体のコントロールができることで、パフォーマンスの乱れが少なくなり、高いパフォーマンスを出すことが増えるでしょう。
すぐに実践できることなので、目に見えないですが、技術の1つなので、やればやるだけ上手くなるものです。
緊張しやすい方には効果が高いことです。
自分で緊張メーターをコントロールできるようになれば、それは強味に変わります。
コメント