画像はイメージ像です。
今まで当たり前のように出来てたことが、出来なくなることを【イップス】といったりしますが、【イップス】の多くが、よくいう、運動神経がいい人がなります。
ソフトテニスでいうと、急にストロークが入らなくなったり、トスが上手く上げれなくなったり、そうゆう症状が出ます。
逆に、なぜ運動神経が悪い人はイップスにならないのでしょうか?
それには理由があります。
運動神経が良いタイプ悪いタイプ
スポーツが出来る人を、運動神経が良いなんて言いますが、ソフトテニスで考えると、すぐにストロークが上手く打てるようになったり、ボレーやスマッシュ、サーブなども、すぐ出来るようになったりするタイプだったりします。
運動神経が悪いと言われるタイプは、なかなかすぐにはボールを上手に打てなかったりします。
運動神経が悪いタイプも同じことを何度も何度も繰り返すと、それができるようになっていきます。
そこに1つ【イップス】になるタイプとならないタイプの原因があります。
考えて出来たのか、考えないで出来たのか
運動神経が良いタイプは、感覚がとても良いです。
なので、何となくこんな感じでというのが当たり、何となくで出来るのです。
運動神経が悪いタイプは、その感覚がイマイチなので、何となくでなかなか出来ないので、回数を重ねて、身体にその動きを覚えさせたり、考えながら、どうゆうふうにすれば上手くいくのか、というのを意識的にだったり、無意識的に繰り返して、身につけていきます。
そのために、上手くいかなくなった時、どうやったら上手くいくように戻せるかという対処法を、上手くなっていくまでの、自分の経験の積み重ねから出てくるのです。
しかし、運動神経が良いタイプは、それまでの積み重ねがなく、何となくやって上手くいってたから、その何となくの感覚がズレた時に、バグるのが【イップス】という状態になるのです。
理屈を理解しているのか
【イップス】になる選手は、自分がボールを打ったりする動作に対しての、理屈が理解していないことが多いです。
自分のフォームがどういう動きをして、どのような力を生み出して、ラケットがボールに当たり、どのような力が働いることにより、ボールが飛んでいくのか。
普段の動作を理解していれば、何が不具合が起きて打てなくなっているのか、ということがわかり、そこに意識をやることにより、対処できます。
しかし、自分の動作に対しての理屈を理解していなければ、何が不具合か分からず、不具合が起きていない、正常な所をイジってしまい、不具合が増える状態になります。
そこで、更におかしくなっているので、更にイジり、イジった所が、仮にその元々の不具合のところでも、そこを正常にしても、不具合は起きたままになります。
そういった形になり、元々の正常な状態が分からなくなり、直すことが出来なくなることが、【イップス】の要因です。
身体の動きの理解
自分の身体の動きをわかっているかどうかというのも、【イップス】の要因です。
人のモノマネをやってみて、動画や鏡で見た時に、全然自分が思っている動きと違ったりすると、自分の身体を動かしているイメージと現実とのイメージの違いは、上手く身体を動かせていない状態といえます。
それと同じように、自分の思っているフォームと、実際のフォームで大きく違えば、思っている結果と違うことが起きます。
『やってる』けど『出来ていない』という状態です。
『やる』と『出来る』は違います。
そこのズレが、【イップス】にもなります。
イップスの人はほとんどいない
実際には、【イップス】という人はほとんどいません。
ほとんどの人が、自分の思ったように身体を動かせない『技術不足』、理想の動きを表現出来ない『フィジカル不足』、運動に対する『理解不足』による『思い込み』が【イップス】という現象にまとめられているのです。
ほんとの【イップス】は、心と脳が指令を上手く身体に出せなくなくなっている状態です。
【イップス】でなく、【思い込み】ならば、どんどん身体を鍛え、理解を深め、回数を重ねて身体覚えさせて、経験値を積めば上手くなれます。
ほんとの【イップス】の場合は、全く今までと違う動きをしたりして、身体に新しい電気信号を送らせてみるようにしてはどうでしょうか?
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