画像はイメージ像です。
ソフトテニスは、短距離走を連続して走るような持久力も大事ですし、急激な加速に、急ブレーキできる筋力も必要な、とてもスピーディーなスポーツです。
その中で、さらに俊敏な動きに必要な、瞬発力もすごく大事な要素になります。
そして、瞬発力には2種類あります。
身体の瞬発力
一般的に瞬発力といえば、よくいう運動神経的な反応速度が速かったり、1歩目が速かったりするのをイメージすると思います。
これが、1つ目の身体的瞬発力です。
ストップアンドゴーが素早くできる力でもあります。
1歩目が速かったり、瞬間的に止まれたり、瞬間的に止まれるからこそ、急なジャンプも出来たりします。
身体的瞬発力を鍛えるには、主に下半身、体幹の筋力と、バランス力を鍛えるといいでしょう。
筋力は鍛えると、動いてない状態から動きへの加速度と最大速度と急停止が、強く、速くなります。
そして、バランス力を鍛えることで、静から動の、スタートの動きが速くなります。
体勢が崩れにくくもなるし、体勢が崩れた状態からでも動き初めが速くなりますので、次の動作が速くなります。
脳の瞬発力
もう一つが脳の瞬発力です。
身体も強くなり、どんどんと技術が上達して、できる技術も増えてきたなら、選択肢が多くなります。
あまり上手くない時は、返すのに必死な分、ボールを返す選択肢は迷いません。
しかし、上手くなってきたり、経験してきたりすると、迷いが出てきます。
「前衛がポーチに出てくるのではないか?
スマッシュを追うのではないか?
ミスしたらどうしよう?
ロブを打つ?シュートを打つ?
クロス?ミドル?ストレート?」など
打てるようになったからこその迷いです。
迷う時は、鈍いです。
それは瞬発力とはかけ離れます。
その迷いが、一瞬から完全に迷うまでどんどん動作が鈍くなります。
だからこそ、打つのを決めたなら、打つ!という脳の瞬発力を鍛えるのです。
『パッシング通る』と、思ったならそれはかなり通る確率は高いですが、『パッシング通る、でもとられたくない、、、』なんて瞬発力に欠けるの時は、その分だけミスる可能性は上がります。
これを身につけるには、決め事をしておくのも効果的です。
「ショートクロスにきたらアタックする」
「ミドルに入ったらポーチする」
「センターのサーブはロブで返す」
「回り込んだらストレートに打つ」など
そして、その経験での成功が直感になっていき、直感を鍛えれば鍛えるほど、より正解を導きやすくなってきます。
深く考えるよりも勢いの時もある
ソフトテニスは、考えた方が強いスポーツです。
しかし、時として、勢いだけで勝ってしまうスポーツでもあります。
それだけ、考えすぎるとダメになり、勢いが最善のショットを生み出す時もあります。
ある種、勢いで最善のショットが生み出されている時は、とても集中しているともいえます。
考えて考えて上手くいかないときは、あえて考えない。
それが今の自分に合っているときもあるのです。
コメント